人生の1ページ

自宅で倒れて、肋骨骨折→疼痛コントロール、リハビリ目的に入院している90歳の女性がいた。

包括病床であり、リハビリ期限がある。幸いにも入院前程度のADLにまで改善して自宅へ退院目処がたった。

ご高齢だが、しっかりとした方だった。

とくに医学的な問題がなくなったあとは、毎日の回診での会話は雑談になることが多い。

あるときポツンと

「人生の最後の1ページで、この病院に入院できて良かったよ」

と仰った。

そう言ってもらえたことが嬉しくて、思わず泣きそうになった。素直にそのように言葉に出来ることも素敵だなと思った。

特に医者として特別なことをしたわけではないし、病棟のスタッフやリハビリさんたちが良くしてくれたわけだが。

どこで、どんな形であろうと、医者として出来るこを一生懸命やろうと思った。

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